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議会広報特別委員会 視察報告 1日目

こんにちは。正田です。

議会広報特別委員会の視察で松阪市へ行きました。(今は伊勢市にいます。)

松阪市で、得られた示唆について書きます。

松阪市は、改革派で有名な山中市長が、毎週、市民の皆様との対話会を実施しており

議会と市長が切磋琢磨して、市民福祉の向上について競争関係にあります。

また、理事者側(市長)と議会にかなりの緊張感があり、参考になる事例です。

2点簡単に書きます。

(1)議会だよりに議員の賛否を掲載しており、議員の態度が明確にわかるようにしている。

賛否を表示することによって、退席(賛成でもなく反対でもない)という議員がほとんどいない。

想像するに、議決結果を見る限り、反対意見も多く、否決案件も普通にあることから激しい

議論が展開されているのだと思う。

→賛否の掲載については、三原でもすぐにできるのではないかと思うので提案したい。

(なお、別の視察で訪問した東京都府中市、神奈川県川崎市も表示している。)

 

(2)市議会は、議会基本条例に基づき、市民への議会報告会を開催し、議員が5班に分かれ

実施している。その際の運営は、会場セッティングを含めて、基本的に議員が行っている。

報告事項は、5班とも同じ報告内容(台本がある)で行われるが、報告会の後、意見交換会として

今後の課題になりうる議論、地域の要望等を聞く会も一緒に行われている。

→三原でも議会基本条例はあるが、議会報告会について運営方法を検討中であり運営方法に

ついては参考になる。また、例えば、意見交換会を三原に置き換えれば市庁舎の課題、ゴミ袋

料金見直しの課題、国保の課題など、恣意的でなく問題点をわかりやすく説明すれば、

それが市民の皆様の判断材料になり関心も高まっていくのではないかと思う。

感情的議論になりがちな議員が、論理的に考えるようになる。

また、議員同士の違う考え方もその2つの考え方を市民の皆様に提示できれば面白い。

どちらが良いかは市民の皆様が判断すればよい。

 

その他、議会だよりの編集体制、読みやすさの工夫、フォントの大きさ、配送方法の工夫、

市民の皆様への啓発活動などについても伺いました。

明日は、伊勢市を訪問します。

平成25年11月18日

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