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滝川市視察~公共施設マネジメント

こんばんは。正田です。

本日は、北海道滝川市の公共施設マネジメントについて視察に来ています。

三原市も公共施設マネジメント計画策定し、施設カルテが公開されたところです。

おわかりの様に人口減少時代における公共施設のあり方、特に財政的な維持管理の増大は

課題です。利便性を落とさず、いかにスリム化するか、大きな課題です。

滝川市は、三原市よりもかなりスピード化がされているところ、また、市民会議という

機関がありその運営や市民の皆様の思いに興味がありました。

スピード化の要因は、財政的に三原より厳しいこと、経常収支比率が99%を超えており

維持しようにもそもそも資金がない、一番大きな要素は行政の覚悟です。

特に後者の部分は、専門の部署を設けて専任者を配置していますし、実際に取り壊し、廃止に

なった施設あり数字的にも成果が出ています。三原はまだそこまでの段階ではありません。

また、期待したことよりもっと進んだ話へ。

市民会議においてのメンバーの選定について、公募などではなく、まちづくりの当事者へ

評論家的な方は必要ないし、選定しない。

施設の統廃合は、前向きに考えれば、世代間の交流の場になるという視点を持っています。

財政面から施設の統廃合を進めるのは当然で重要な要素ですが、施設が複合化することに

よって、そのなかにつながりが生まれる。

小学校とコミュニティ施設の複合化。私には全くなかった発想でその事例も伺いました。

庁内の苦労話も伺いました。この付近は省略しますが、ボトムアップよりトップダウンの方が

話が進むだろうとのことでした。

それは、縦割りで施設管理をしておりそれぞれの部署でその個々の施設の必要性を

判断するからで、全体で意志決定するにはトップが判断することが必要だと感じました。

以上、走り書きですが、帰ってからまとめて一般質問でやりたいと思います。

平成28年10月24日

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