おはようございます。正田です。
昨日の議員全員協議会で、本郷北方に設置申請がでている産業廃棄物最終処分場
の書類審査が終了し、告示、縦覧となったとの報告がありました。
当初から懸念しておりました通り、産業廃棄物最終処分場の建設に向けての
手続きが進んでいることを意味します。
議員個人としては、基本は建設に反対、法にもとづいて許可を出さざるおえない場合でも
安全の確保と住民の合意は最低条件と言ってきました。
三原市議会としても、
①県に建設許可に対して、民意に基づく判断を求める
②水道水源の保全管理を求める
という市民から請願を全会一致で可決しています。
しかしながら、昨日、住民との合意形成を得られない段階で 告示、縦覧となったことに
ついては問題であり、市長に強く議員全員協議会の場でお願いをしました。
私の意見は
「市民合意が得られない段階で手続きが進んでしまうことは誠実な対応でない」
市長には、三原市長として懸念を述べていただきたい
と強く何度もお願いしましたが、答えていただけませんでした。
残念ながら市長に答えをさせないよう執行部が市長を制すような場面も見られました。
市長は市民の味方では?市役所は市民の味方では?
大人げない言い方と言われる方もいましたが、議員は市民側の代表なので、たくさんの
市民の方からいただいた意見を強くお伝えしました。
法では、業者側には、住民との合意形成は必須条件でなく、違法性等はありません。
しかし、合意形成を得ていない段階で進めていくのは、誠実さに欠ける対応だと思います。
また、三原市が何も意見を出さないことは、容認してしうことになりそのまま
進んでしまうことを危惧しています。
以前から三原市議会は市民の請願を採択し、住民合意を誠実に行っていくように
促したにもかかわらず大変残念です。
今後は、ご賛同いただける皆様とともに、県や市に対しては、誠実に進めるように
指導および懸念を示していただくこと、
業者に対しては、誠実な対応を求めていくしかありません。
まずは、この事実を市民の皆様に広く知っていただきたい。
また、過去の経緯のブログも添付します。
令和元年12月17日