こんばんは。正田です。
少し遅くなりましたが、産業廃棄物最終処分場の件、
議会だよりに掲載する原案原稿をそのままブログに書きます。
リアルな質疑の要約版です。
———————————————————————————————-
私: 本郷地区に建設予定の産業廃棄物最終処分場の計画について、
民間事業者から広島県へ申請書 が提出され、建設計画が前に進んでいる。
しかし、 住民合意はとれていない。私の平成30年12 月議会、
一般質問の答弁では、市長は「住民の意向を受け止め皆さんとともに頑張る」
と答えている。その後、何をされたか聞く 。
生活環境部長: 30 年12 月以降は、議会の請願採択に基づき、 広島県知事、
環境県民局長、東部厚生環境事務所長へ事業者に対し、地元関係者へ誠実な
対応を求めるよう指導要請している。また、三原竹原住民協議会と協議を
続けてきた。 事業者が申請した許可申請については、申請の書類検査と
現場検査が終了し、告知縦覧となった。現在は、県において有識者の
意見聴取が行われている。許可は決定していな いが、事業者の住民への
説明が不十分と考えているので市と県と連携して 対処していく 。
私: 住民協議の場につい て、市民側と認識のずれ がある。協議会の関係者の
設定について、本郷南方5町内会、竹原1町内会を指定して、それ以外と話を
しないと いうことになっている。
これは、住民説明になっていないのではないか。
生活環境部長: 今は、協議会と町内会、 町内会役員に対してということに
なっているが、 事業者に説明会を行うように指導しており、今後
説明会はあると考える。
私: 市長に聞く。未来を考えるのが政治であり市長の仕事である。
また、市長 は選挙で選ばれた三原市民の代表であり、市民の意向を
伝えていただくのが役割だと考える。民間事業者と直接対話、
マスコミを使った声明、プレスリリースなどの懸念を示す方法がある。
市民の味方であるべき市長の考えを聞く 。
市長: 住民の不安を踏まえ 事業者が地元関係者に誠実な対応を行うように
県に要請する 。
私: 県と一緒という答弁で県を免罪符に使ってい ないか。
市長直接のアクションしか方法はないと思うがどうか。
市長: 県に強く要望してい く 。
————————————————————————————————–
もう市長が直接動くしかないとお願いしています。でもこの答弁です。
本件については、引き続き機会をもってできるだけのことをしていきたいと
思います。ご指導ご支援いただきたくお願いいたします。
皆さんとともに市民の声を市や県に届けていきたいと思います。
また、県の対応について、三原、竹原の4県議も成果の見える形で動いていただきたい。
強く望みます。
なお、本件は、加村議員、安藤議員においても、土木技術的視点、法的視点、
災害の可能性などの違う視点で質問を行っておられます。
令和2年3月25日