活動報告

政策で三原を前へ

総括質問(2018年2月議会)報告 その2~不燃物処理工場の建設の進め方は正しいの?

おはようございます。正田です。

総括質問報告のその2、不燃物処理工場について聞きました。

まず最初に、不燃物処理工場が約30億で、世羅町と共同の事務組合で

建設されること、不燃物の収集方法が変わることをご存知ですか?

これらが市民にほとんど知らされていません。

特に、収集方法については、市民生活関係することを知らせないままに進めるのが

よいのか質しました。

また、不燃物処理工場の場所が、今の清掃工場のところにかわり、持ち込みをした場合の

環境が変わることなどもまったく知られておらず、上記の課題も含め

なぜ、この建設課題を市民への合意形成なしに早く進めたいのか聞きました。

また、具体的な方策について答弁を求めました。

それに対し、この答弁では、市民の皆様へは

町内会や生活環境推進員にお願いし、説明会などで周知すること、

収集方法の変更については、市民合意をはかること、

一定以上市民へ合意を確認すること

それまでは、予算執行はしないと約束しました。

周知(説明) → 合意 → 合意の到達確認

なお、説明と合意は違います。

説明したというアリバイ作りはなしです。合意の到達確認までです。そこまで突っ込んで

聞いています。本会議でここまで答弁をしましたので約束です。

 

議会にもついては、同様ですが

23億から30億円への価格変更の経緯経過や

市民生活への影響、不燃物処理工場周辺の影響(道路・持ち込み環境)

など審査項目は多岐にわたりますが、

市民合意とともに議会での詳細な議会審査を通過しなければ予算執行はできないと約束しました。

もう一つの大きな問題、消えたアルミ缶問題について、

ある会派から、この問題を解決するまで、この予算を執行すべきでないとの意見表明が

されておりました。

この意見について重く受け止めないのかと聞きました。

それに対する答弁は、消えたアルミ缶問題と不燃物処理工場の建設は別問題である

と回答されました。

以前、建て替えの必要な理由に、アルミ缶の計測の不具合問題を指摘したのは市長であり、

関係がある(別問題でない)といったのは、市長です。

私は、質問の最後にそれはおかしいと思われませんか?と市長はじめ市職員、市民の皆様、

議員へ再度質問を投げかけて、締めました

皆様はどう思われますか。ご意見をください。

 

長くなりましたが、この不燃物処理工場の建設の議論における不自然な点を書きます。

①市民の収集方法が変わるのにその方法が決まっていない。

②おなじく収集方法が変わることに対して市民説明・合意がされていない。

③建設費用が、23億から30億へ変更されたが、その内容の審査が議会で行われていない。

④大型投資なのに、新市建設計画にも長期総合計画にも掲載されていない。

⑤建設に伴う市民課題への対応経過が、議会へ説明されない。議会に議論する場を設けてない。

(なお、駅前東館跡地活用は議会で20回以上議論され、2年以上の時間を経ているにも係わらず

市民説明への不足の指摘をいただいております)

⑥建設にあたり基本構想の提示はあったが、基本計画はまだでておらず、その段階で予算計上

されている。(通常予算計上は基本計画の審査後)

 

⑦消えたアルミ缶問題が解決していないまま進めようとしている。

 

総括質問にもどりまずが、質問において、

市の姿勢を問う、問題点を指摘されながら今回の総括質問では市長、副市長が答弁を避け、

部長に答弁をさせています。

今定例会での市長の答弁の回数は総括質問中5回。私にだけではないですが、以前から

厳しい質問には、市長に答弁をさせない、市職員の姿勢が見えます。

 

しかし、この質問で一定の成果があったとすれば、市民合意、議会合意がなければ

予算執行ができないという約束をしたことです。議事録にしっかり残っております。

また、予算委員会においても再確認を致しました。

議会には今後も審査の場所がありますので、引き続き審査していきます。

最後に、私がこの場で言及する理由は、市民の皆様へも明らかにし、市民の皆様の

チェックの目でも審査いただきたいのです。ご意見ください。

平成30年3月15日

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