おはようございます。正田です。
昨日の一般質問初日をうけて本日の私の一般質問についてまとめました。
大先輩の力田議員と質問項目がかぶっていたのですが、同じ部分は割愛し、
視点の違う部分を中心にマイナーチェンジをしました。
①財政健全化の定義と今後のあるべき姿について
天満市長は先般の選挙公約、天満八策について財政健全化を掲げられ
行政組織の民営化についても言及されていました。
財政状況については、市債の発行残高600億円超から夕張やギリシャのように財政破綻
が近い状態であるという評価と、基礎的財政収支(プライマリーバランス)から健全であると
いう2つの評価があります。
私は比較的後者の理解をしておりますが、天満市長においては選挙公約や討論会等に
おいて前者に近い理解をされていたように思います。
施政方針では、少し理解に変化があったのか、歳入状況の縮減傾向から厳しい財政運営に
なるとの理解をされておりました。
ついては、今、天満市長は、財政の評価はどのよにされているか伺いたい。
また、行政組織の民営化について、どのような組織をいつまでに行うように想定しているの
か伺いたい。
②民間目線を取り入れるとはどういうことか。
天満市長は、市長就任の挨拶で民間目線で市政に取り組まれると言われました。
私自身も民間出身の議員として大きく賛同できることです。
市長の思われる民間目線とは具体的にどのようなことでしょうか。
僭越ながら私は、公共経営論で学んだ、NPM(ニューパブリックマネジメント)について
言及し、民間の目線を「経営感覚を持つ」ということに置き換えて考えると
NPMでは①成果の重視、②戦略の重視、③変化への対応が大変重要であり、
市政には、達成可能な明確な目標があり、それを達成するための戦略が必要であると
考えています。
また、市民の皆様へは、その目標を設定する上で未来のビジョンが必要であると考えます。
天満市長は、街作りのシンクタンクを設立されると聞いております。ぜひとも来年度以降は、
長期総合基本計画にリンクした形で三原の20XX年ビジョンというもの考えをまとめて
市民の皆様へ提示していただけることを要望します。
③事業仕分けについて
昨日の力田議員の質問にもでておりましたが、私は、目的および実施事業、時期などを
お聞かせいただきたかったのですが、現在まだ検討中とのことでしたので、実施目的の確認
および実施の際の人選についてお伺いします。
事業仕分けの成否は、実施する人選が大きな肝となると思いますので、人選においては
利害関係者を除くことは当然のこと、経営、経営、公共政策等に精通した人物を人選し、
仕分けの理由を明確にすることを要望致します。
以上3点について本日質問を致します。
登場は9時30分から10時頃の予定です。
平成25年6月18日