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一般質問の技術

こんにちは。正田です。

本日の一般質問1日目が終わりました。私は明日の2番目で10時半~11時に登場となります。

一般質問を聞いていて思ったこと。良かったと感じた例を一つ。

そもそも一般質問は、

  • 市民の皆様に課題(状況)をわかってもらうこと。
  • 施策の改善提案を受け入れてもらうこと。
  • 施策を止めさせるもしくは間違いを正すこと。
  • 新たな提案を受け入れてもらうこと。

私が思うに理事者側には、議員の質問に対して4つの答えがあります。

  • 「できない」 → できないからやらない。
  • 「研究する」 → すぐにはやらないか現時点でわからない。
  • 「参考にする」 → やらないかできるところは部分的にやる。
  • 「検討する」 → やる方向。(そうでない場合もあるが)

市長が検討すると答えたものは実現すると考えても良いと思います。

 

本日、仁ノ岡議員の質問で、地域環境美化および保護並びに清潔な街づくりの推進において、

西野川の清掃活動について、地域の町内会の事例が紹介された。

現在、道路、河川などを地域活動で清掃する場合、現在のルールでは、燃料費と保険代のみが

支給されるが、個人持参の道具の消耗品の費用や清掃後の飲料水などその支援の拡大のお願いだ。

それは清掃活動を通じてコミュニティの構築にもなり、地域で取り組むことにより業者に頼んで

やってもらうよりコストが1/30~1/50になるというものだ。

コストメリット、地域の絆などがわかりやすく説明された。

この提案には、市長もすぐに関係者にお礼を言われるとともに前向きに検討すると返答をされた。

また地域で同様な取り組みが行われた場合、支出コストは小で、削減メリットは大になる。

困っている現状だけを話して、だから何とかしてくれなんて質問よりも、説得力があった。

私だったら後者のように質問してしまうだろうなと思いながら大変勉強になった。

 

(但し、事前通告があるからこういう回答ができるということも言える。)

 

私も今後の参考にします。

 

平成25年12月4日

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