こんにちは。正田です。
私が行った一般質問について、ご報告いたします。
まずは、最初に三原日本赤十字病院(以下、日赤)の産科医療の充実についてです。
この質問の目的は、課題を市民の皆様に理解していただき、新たな視点での課題を
提起するものです。
日赤は、平成25年10月1日より分娩可能な病院ではなくなりました。
この状態の課題認識と解消の見込みについて伺いました。
市長は、この件に関してトップセールスで奔走されており、引き続き大きな課題として
捉えいただけるとの事でした。
医師確保見の込みとして答えるのは難しいが、医師確保に向けて引き続きご尽力いただける
とのことでした。
端的にいうと、この件に関し、あきらめずに引き続き頑張ってほしいとの要望です。
次に、新たな視点での課題の提起が、助産師の流出の懸念です。
他市でも助産師不足にあえいでおり、引き抜きにあってしまえば、医師が見つかっても分娩が
再開できなくなります。
民間人事のため関与は難しいが、今後必要であるならば市として対応いただきたいとお願いし
今後の状況も確認しながら対応策を協議いただくことをお約束いただきました。
2番目に中心市街地活性化策とシンクタンクの議論のリンクについてです。
この件に関して、私が危惧しているのは、それぞれが別々に議論が行われており、個々の
議論は活発で良いのですが部分的な最適な結論になりやしないかという問題提起です。
中心市街地には、公共施設マネジメントの観点は必要で、駅前東館単独でどうこうではなく、
三原市全体の街づくりの観点から検討してほしいとのお願いです。
例えば、公共施設マネジメントの観点、即ち、老朽化した市の施設の今後の計画です。
老朽化した公共施設を挙げると、市庁舎、港湾ビル、消防署、市営駐車場、歴史民俗資料館
図書館などですが、それを「建て替えるのか」、「なくすのか」、「複合するのか」、
「修繕するのか」、「移転するのか」の視点がなく、それを加味しないで進められると結局、
財政上非効率になるのではないかということです。
箱もの=税金の無駄という方もいますが、飛躍しすぎの議論で、今後の方向性としては、
利便性を損なわず、複合して運営の効率化というのがポイントではないかと考えています。
ですので、スクラップして複合して建て替えというのは今後、行うべきではないでしょうか。
答えとしていただいたのが、公共施設マネジメントは、質と量の観点で来年度からまとめるとの事
と各議論の場で相互に情報提供しながら進めていくと言われました。
納得いった答えではないのですが、今後の議論のなかでは、連携が意識されるのではない
かと思います。
中心市街地活性化の議論に財政上の視点を加えるようにお願いして質問を終わりました。
長くなったので3番目はその2で書きます。
平成25年12月10日