こんにちは。正田です。
本日の議会全員協議会で、水道事業の経営診断の結果説明がありました。
水道会計は、単年度は黒字収支ながら厳しい経営が続いており、先般議会レポート
にも書かせていただきました。
簡単に振り返ると、収益25.2億円、支出24.2億円、利益1億円です。企業債は、
借入1.5億、償還(返済)5.7億、年度末残高は117.8億円という苦しい会計に
高度成長期に引かれた水道設備の更新経費がかさむというものです。
また、久井、大和地区にも新たに水道の布設を行っておりその経費も必要です。
従って、水道料金の値上げの検討ということで本日の説明は終わりました。
これから市民の皆様へ情報開示され、議会で議論が行われるのだと思います。
現時点での私の見解ですが、まとまってはいません。
値上げをそのものを否定はしません。安易な値上げも容認したくもありません。
今後の策として水道事業の「民営化」、「広域化」などが他の自治体の手法としてありそう
ですが少し調べてみたいと思います。(三原で効果があるかは疑問。)
先般のゴミ袋料金の見直しの課題では、減量化が進んだことと、市民の生活への負担を
考えて値下げをするとのことでした。
一方で水道は値上げの方向で布石が打たれています。
こういった、生活必需な費用をどのような基準で料金を決めていくのか、明らかにする
必要があるのだと思います。
次回(2月議会)の総括質問で料金決定の考え方についてやりたいと思います。
ただ、市の水道部門は、厳しいコスト削減の努力をされていることは補足しておきます。
コスト削減の努力より社会的変化のスピードが速いというのが現状だと思います。
平成25年12月16日