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市庁舎耐震診断に関する報告と今後の案

こんばんは。正田です。

本日全員協議会で市庁舎にかんする耐震診断に関する報告と今後の方向性について

の説明がありました。

簡単に資料を抜粋して報告するとともに私の考え方を述べます。

耐震診断について、一般的に

Is値が0.3を下回ると震度5強程度の地震で倒壊または崩壊の可能性が高い言われます。

本庁舎はは地下1階、5階を除き0,3以下

議会棟は、3階、4階が0.3以下ですでに安全とはいえない建物です。

 

提示された案(5案)

案1 現在の場所に本庁舎・議会棟を修繕

案2 現在の場所に議会部分を新庁舎・本庁舎部分を修繕

案3 現在の場所の議会棟部分に新庁舎を建て、本庁舎部分を駐車場(分割施行)

案4 議会棟部分に新庁舎、本庁舎部分に広場、駐車場は新庁舎地下(一括施行・仮庁舎必要)

案5 別敷地に建設(但し敷地の候補地はなく参考案)

 

コスト

案1 整備費 20億円(庁舎分散によるロス、近い将来建て替えコストが発生)

案2 整備費 66億円

案3 整備費 52億円

案4 整備費 60億円(仮庁舎の費用がはいっていない)

案5 整備費 52億円(土地買収費用が入っていない)

 

LCC(ライフサイクルこすと、向こう70年間の企画から廃止までのコスト試算)

案1 179億

案2 222億

案3 158億

案4 179億

案5 157億

以上から案3が有力案であることがみてとれます。

 

私は以上をふまえ、以下の要望をしました。

駅前東館に公共民間施設の建設予定がある現状、検討中の駅前東館跡地にも空きがあり、

駅前東館への移転を検討されたのか?これから試算をしていただきたい。

一昨年度議会への議決があるとはいえ、一番安くなるのは2つの公共施設をつくるより

一つの公共施設を作る方が、圧倒的に財政負担が少ない。

議論の結果、成立するしないに係わらず

一番財政負担が少ない案を市民に見せないのはおかしいと主張しました。

この結果と駅前東館の民間公共複合施設の2投資を試算し、2施設を1施設に統合すれば

ほぼ間違いなく、駅前東館への移転が安いということになります。

選挙公約では、財政に不安があるので駅前東館への移転をしないということでは

なかったのでしょうか?

財政の不安をあおった市長が、財政負担の少ない選択を市民に見せないのです。

また、庁舎機能の移転は、中心市街地活性化に間違いなく寄与します。

他市の事例では、役所機能を駅の近くにというのは、多く見られます。

 

本日は、駅前は民間開発を軸にするとの回答でしたが、民間活用策の具体性はなく、

駅前開発と庁舎移転を一つのまちづくりとして捉えていただかないと・・・

今後とも財政の側面、中心市街地活性化の側面からしっかり議論します。

なお、協議会は決定の場所ではなく説明の場ですので何もきまりませんが、

一部の議員から怒号ともいえるヤジをいただきました。

ぜひ今度は理屈で反論いただきたい。(一年生の私に理屈で勝てなくてどうする!)

シンクタンクからの答申の駅前東館の活用案については、次で書きます。

平成26年4月18日

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