こんばんは。正田です。
ちょっと遅くなりまして申し訳ありません。一般質問の報告です。
市税収入の事をきいた目的は、この現状を市民の皆様に明らかにすることでした。
市税収入における問題点は、現年回収率と滞納額のギャップです。
現年回収率が99%を超えたのは、3年前からで、その前の滞納も含めて
滞納が残っているため、滞納額が多いのです。
今後滞納を減らしていくためには、現年回収率を維持して行きつつ、
回収方法の更なる改善により滞納回収率を上げることです。
現年回収率を維持すること、滞納回収率を上げることも大変なことです。
現在は、県の派遣職員とともに税の回収のサイクルを見直しており、
今後回収率の向上をするとの回答をいただきました。
今後もその付近を見ながら、対応についても深掘りしていきたいと思います。
次に財政運営の基本的考え方について聞きました。
この質問は、借入超過も問題なのですが、財政を意識しないで、事業を乱発する市長、
自らの要求ばかりする議員に向けて言いたかったのです。
特に議員は私がやりましたといいたい習性なのか、祭りをやりたい、イベントをやりたい
公園をつくりたい、それも大事な仕事ですが、そんなことばっかりです。
いまの三原の財政の現状を考えてみたとき、経済の活性化のために投資は、必要ですが、
その理由と効果などをしっかり精査した上で施策を実行すべきだと言いたいのです。
肝心の財政運営における質問の答えは、借入超過予算については、平成30年度までで
それ以降は解消。今後、建設事業のコスト縮減に取り組むとのことでした。
最後に財政に責任をもつのがトップの責務であり、お金をかける部分もあれば削減部分もあり、
それを言わないのはご都合主義だと指摘しました。
それに対し、行財政改革、事業仕分けなどのをしっかりやるとの回答もいただきました。
来年度は、アリバイ作りだけでは許しません。今年度の事業レビューは削減事業が3つにとどまり
骨抜きもいいところです。
ただ、借入超過予算については、学校耐震化等の必要な社会資本整備もあり、今年度については
やむを得ないことであるということも付け加えておきます。
平成27年3月29日