こんにちは。正田です。
本日は総務財務委員会でした。
今回の委員会の議案は4つですが、注目は支所長公募をするための条例についてでした。
冒頭、委員会に市長の出席を求める動議が出され、私が賛成の意向を示したため、
急遽市長が出席され行われました。
支所長の公募について、市長の主張は、地域をくまなく回るうちに地域の声が届いていない。
民間から支所長を公募し、地域の声を聞く人材を配置したいとのこと。
以下各議員からの質問(抜粋)
・今の支所長制度の何がダメ(問題)でどう変えるべきなのか?
・地域審議会と支所長の関係性は?
・市長が市政懇談会を開催することで地域の意見を聞くことはできるのではないか。
・旧3町には市議会議員が11名いるが市議会議員が地域の声を聞いているし
これからもそうすべきでないか。
・条例案が通ってしまうと議会を通さずに、一般職の採用が自由にできることになるが
今回の支所長の公募のみか?
私の質問
・民間目線では、ポストをつくる場合、権限と役割とその効果が明確でないとならない
組織の長を外部から招聘して本来の役所業務ができるのか?
・支所長というポストでないとならないのか?
・支所長というポストでなくてもできるのではないか?
・仮にこの条例が通った場合、人選方法、現在の支所長の関係・人事異動の時期はどなるか?
・行財政改革推進において一般職員を増員することは、改革に逆行しないのか?
・支所長のジョブディスクリクション(職務記述書)はあるか?
市長回答
繰り返しになるが地域をくまなく回るうちに地域の声が届いていない。
民間から支所長を公募し、地域の声を聞く人材を配置したい。
地域審議会とも別に支所長をおく。
市議会議員にはいえないことを聞く。
とにかくやってみたい。
また、公募の方法については、それぞれ久井・大和・本郷から公募を募り
応募がなければ三原全域から募集する。
それでも応募がなければ再度考える。
採用は10月1日にしたい。現在の支所長の人事異動も同様。
以上、業務権限等まとまっていないことと目的・役割・効果・地域審議会等との
整理ができていないことから全員一致で継続審議となりました。(否決ではない)
本日の委員会では、支所長の仕事の内容(業務分掌)目的、期待する効果が明確に
説明されない段階で、とりあえずやってみましょうではダメだという結論になりました。
平成25年6月20日