こんにちは。正田です。
広域市町村圏事務組合の監査報告が、突然送られてきました。
大変疑問のある内容でしたので指摘し掲載します。
ここに監査報告書を添付します。
1.私が担当部門に質問した内容について
Q:この時期に突然監査を行った理由は何か?
A:アルミ缶問題等があり、事務局長(総務企画部長)、武郷監査委員(三原市監査委員)、
矢山監査委員(世羅町議会議員で広域市町村圏事務組合監査委員)の話し合いで決定した。
Q:誰が言い出したのか?上記3名もしくは市長か?
A:市長ではない。3人の話し合いでなった。
※そのうちの誰が言いだしたことかは、しつこく聞いたが答えていただけなかった。
2.次に内容の不自然な部分
(1)内容は、中間処理業者(委託業者)の指摘ばかりとなっている。
広域市町村圏事務組合の監査を行ったものだが、指摘の2点は、委託業者を狙った指摘である。
施設管理運営は広域市町村圏事務組合であり、委託業者のみの指摘は不自然である。
土曜日に職員がいないときに業務をしていることを追及しているが、土曜業務の許可をだしたのは
広域市町村圏事務組合である。
(2)数量の把握の文章が、市長の親族企業の会見内容に似ている
有価物管理表の正確性が指摘されているが、これは市長の親族企業の会見の内容に似ている。
内部調査では、わずかな記入ミス等は散見されたが、25%の差異が発生するほどのミスは
ないとしている。
内部調査のどの部分を不適正と認め、新たに監査で指摘したのか聞いてみる必要がある。
内部調査報告では、アルミ缶が工場で出荷前計量した後の問題であると述べているが、
その報告を、今回の監査で覆す新たな事象や証拠物があったのか説明を求めていく。
(3)中間処理業者の契約問題、議員全員協議会で説明した市長の答弁に似ている
中間処理業者(委託先)の契約についてふれており、契約が昭和49年から随意契約で
行われていることを指摘している。契約方法によってこの問題が発生したわけではない。
監査の指摘としては、あってもよいが、契約問題を執拗に指摘し、委託業者をたたくのは、
何かの意図を持つのではないかとの疑念を持つ。また、市長の答弁と全く同じである。
不適正の理由も不明確。一番大事なのは、不燃物処理工場が適切に運用され、市民生活に
悪い影響がないことであり、現に不燃物の処理において、工場は適正に稼働しており、
市民生活への影響はない。
監査は、いうまでもなく、公正でなくてはならないが、市長の親族企業の主張及び市長の答弁が
採用され、中間処理業者への指摘が行われています。
また、監査人が市長に近い人物であることから、監査の信憑性について大きな疑問を持って
いますので、今後、説明を求めることとします。
また、警察への告訴、告発も進んでいない状況で、皆様はどのように理解されるかお聞きしたい。
不思議なことに、監査委員から刑事告訴を求める指摘がない。
そこが一番指摘すべき重要なポイントではないですか?
私の印象では、監査が適正に行われていないと感じますので、説明を求めたいと思います。
25%の差異がそもそも問題にされているのに、その原因究明を求めず、25%の信憑性を
指摘した上で、委託業者の指摘を行うとは、特定の誰かをターゲットにして監査していませんか?
内部調査では、行政の調査では限界があると述べているのに警察の捜査にはふれていない
ことについても誰のための監査ですかと問いたい。
最後に
監査委員の武郷氏については、私も私以外の議員も何度か指摘しておりますが、
4月の選挙で、市長に近い市議会議員の選挙にかかわっていること、前々回の選挙においても、
市長の応援にかかわっており、市長に近い人物であると理解することができ、監査委員として、
のぞましくないと指摘しています。
※但し、議会は17名でこの監査委員を承認しております。
以上報告です。
平成29年8月9日